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埼玉もうひとつの子どもの生活実態調査結果

この度、明治大学大山教授と埼玉フードパントリーネットワークは、全国初の、県内で食品支援を利用するひとり親世帯への実態調査を実施しました。

研究内容

約4,000世帯のひとり親世帯に継続的に食料支援を行う「埼玉フードパントリーネットワーク(以下、「SFPN」)」に所属するフードパントリーの利用世帯に焦点をあて、内閣府及び埼玉県の「子どもの生活実態調査」と比較し、利用者の生活実態、社会福祉制度の理解と活用の実際を明らかにする。

研究結果

  1. SFPN利用世帯では、貧困世帯(中央値の2分の1未満)が64.3%、年収200万未満が48.7%、「生活が苦しい」と回答した者が69.8%、食料が買えない経験がある者が56.1%であった。
  2. また、「いざという時のお金の援助を頼れる人がいる」と回答した者は32.1%、心理的苦痛を感じる(うつ病・不安障害などの可能性)者は53.5%であった。
  3. 内閣府・埼玉県の全体調査の結果から著しく乖離しており、ひとり親家庭に限定して比較しても更に深刻な生活実態であった。
  4. 調査によって、食料支援を受けるひとり親家庭は経済的困難だけでなく、周囲からの孤立やメンタルヘルスなどの課題を抱えていることが明らかになった。

詳しい調査内容は以下PDFからご覧いただけます。

研究代表者
明治大学専門職大学院ガバナンス研究科(公共政策大学院)専任教授 大山典宏

共同実施者
特定非営利活動法人 埼玉フードパントリーネットワーク

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